理事長挨拶 / CHAIRMAN GREETING

ご挨拶

 2010年から2011年にかけて、タオルの主たる原料の綿花価格が空前の高騰をみせたほか、燃料重油の値上がりなどもあり、タオルの製造を取り巻く環境は大きく変化しております。また、販売面を見ても、ネット販売の普及により、消費者が生産者、流通業者と直接相対する機会が増加しているなど、販売面をめぐっても大きなうねりが起こっているといっていいでしょう。
 こうした状況の変化の中にあって、当組合員が多数所属するタオル流通業界においては、新しい流れは随時起こっているものの、引き続き流通業界の果たす役割は大きなものがあります。
 これは、生活に密着したタオルという商品の性質に起因することが大きいことが主因だと考えられています。すなわち、タオルはアパレルのように「消費の主体」にはなりにくいという性質があるものの、生活必需品であることから、景気動向に左右されずに安定して販売が進むということや、店頭においては、百貨店から量販店、インテリアチェーンに至るまで多くの業態で品ぞろえの一環のとして重要な役割を果たしていること、また、手軽なプレミア商品として、ロゴや名前の入った商品が作りやすいということ、などから、あらゆる地域、あらゆる業種業態において、扱うことができるため、各分野での流通業者の果たす役割は非常に大きいものとなっております。
 昨今は、日本の製造産地との取組や、海外からの開発輸入も本格化しており、製造業者、小売業者とともに、消費者視点で、無駄のない合理的な流通モデルをつくれるか、ということが問われております。こうした流れの中、当組合においても、組合各社の叡智を結集して、ひきつづき「縦に流れる」流通を模索して行く考えであります。
 業界の内外を問わず、各関係先においては、大所高所からご意見、ご指導、ご鞭撻を頂戴できますようよろしくお願い申し上げます。

理事長  尾池 行郎

気持ちよくタオルをお使いいただく為に

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